12月9日(水)夜…
2020年12月9日 水曜日の星空指数(白樺湖畔と蓼科第二牧場にて)
★★★★★:星5つ(星空の観測に最適な状態)
12月9日、雲のない夜空が広がった白樺高原では、風も少なく白樺湖の湖面も穏やか。この湖面に映り込む星空などの景色はまさに絶景。
蓼科第二牧場からはもうすぐ約800年ぶりに最接近を観測できる木星と土星。
こちらも雲がなく美しい星空となった中、かなり近づいて来ている木星と土星を撮影できました。
12月9日、雲のない夜空が広がった白樺高原では、風も少なく白樺湖の湖面も穏やか。この湖面に映り込む星空などの景色はまさに絶景。
蓼科第二牧場からはもうすぐ約800年ぶりに最接近を観測できる木星と土星。
こちらも雲がなく美しい星空となった中、かなり近づいて来ている木星と土星を撮影できました。
12月6日、冬になり連日快晴となっている白樺高原の夜空。
白樺湖の辺りからは2週間後に800年ぶりの最接近となる木星と土星が南西の空にいち早く輝き、徐々に暗くなるとともにほかの星も多く見えるようになる。
白樺湖は標高約1,400mの高原リゾートであり、空が近いのはもちろん、空気も澄んでおり普段は見ることのできないような、素晴らしい星空が広がる。
冬の夜の寒さは厳しいがそれでも野外で過ごすだけの価値はあると思います。
また、白樺湖から車で10分ほど行った場所にある蓼科第二牧場はさらに澄みわたった空気の中で星空が堪能できる。
蓼科第二牧場からは、星のほかにも佐久市方面(軽井沢なども含まれる)の美しい夜景も併せて観測でき、まさに絶景を作り出している。
12月4日、西から徐々に雲が寄せてくる天候となった白樺高原では、日没からしばらくすると雲が広がり、星を妨げるようになった。
一枚目には今月21日に最接近を迎える木星と土星。
しかし、上空に目を向けると雲はほとんど無く、カシオペヤ座やアンドロメダ銀河が目立っている。
また、天の川もしっかりと視認できるほど星空の状態は良い。
3枚目は白樺高原の北の入り口にあたる三望台から。
佐久平の夜景と浅間山、上空に輝く星々も美しく、少しモヤがかかってはいるものの星空の観測は可能な夜だった。
12月2日、遠くに雲があり低い位置はその雲に隠れてしまっているが、上空を始め多くの星が見えており、星空の観測には適した状態となった。
夕陽の丘公園からは、なんと言っても西側に広がる大パノラマで車山のほかビーナスラインを走る車のライトもよく見える立地。
星空も東側の蓼科山に遮られてしまう以外は夜空の大半がひと目で見えるので、星空観測にはおすすめのスポット。
また、蓼科第二牧場からも多くの星が観測でき、東から昇ってくる月や佐久平の夜景にも負けることなく多くの星が輝く。
もうすぐふたご座流星群の活動(活動期間は12月4日~17日まで)も始まるので、多くの星空スポットのある白樺高原で観測できることを私自身、楽しみにしています。
冬の寒さが到来した11月29日の白樺高原では、雲の見当たらない素晴らしく晴れた星空が観測できました。
空気がとても澄んでいるので女神湖越しには遠くの山も。。。今日はじめて知りましたが、女神湖から木曽駒ケ岳が見えるんですね!いや、今までは見えてても気にしていなかったのか?
とにかくそのくらいクリアな空気で星空の観測も条件としては最適!
最近良く撮っているのが、もうすぐ最接近する木星と土星(詳細はこちら)のほか見づらいですが南斗六星も良く見えます。
また、女神湖畔に整備されている木道からは上空にカシオペヤ座も!明るい月にも負けず、うっすらとカシオペヤ座にかかる天の川も写っています。
白樺高原に雪の降った11月28日、夕方ころには雪もやみ雲間から星空がのぞき出す。日が暮れて十分に暗くなったころには大きく広がった雲の間に満天の星空が輝いていました。
また、風も少なく穏やかな白樺湖の湖面は鏡のように周囲の景色を映し出していて素晴らしい絶景になりました。
夕陽の丘公園に移動しても、とても寒いものの、澄んだ空気の中では遠くに見える御嶽山も近くにあるかのようにハッキリと見えており、上空の星空や近くの車山などとこちらでも絶景を創り出す。
冬が近づき寒くなってきたため、各地にあるスキー場では夜間も明かりが灯りスキー場のオープン準備が盛ん。
星空の観測にはじゃまになるこれらの灯りも周囲の景色にアクセントを添えてくれる灯りとなる。
また、この日は月齢12.9と、かなり明るい月がでているが蓼科第二牧場からは月に照らされた夜空にも負けず天の川がハッキリと流れているのが確認できる。
冬の白樺高原はとても寒いもののこんなに美しい景色を毎夜、自然が作り出してくれており長時間は無理でもとても楽しませてくれる。
冬の白樺高原は星空以外にもスキーをはじめ多くのアクティビティがあるのでぜひとも楽しんでもらいたいものです。
さて、記事のタイトルにあるように約800年ぶりとなる天体ショーが来月2020年12月におこります。
※上の動画は当日、白樺高原の夕陽の丘公園にて実際に撮影したタイムラプス動画です。
現在も日没から数時間の間、夜空でかなり近くに光り輝いている木星と土星が最接近します。
実際には地球から見ると近い、つまりは地球、木星、土星が一直線に近い配置になると言うこと。実際にはすんごい離れています木星と土星は。。。念のため。
おや?と思いますよね?タイトルでは約800年ぶりとしているのにも関わらず20年周期?と。
実際には地球、木星、土星がほぼ一直線になるのは20年周期なのですが、それを見ることができるのは毎回ではないのです。
せっかく最接近をしても太陽が近くなってしまうと(つまり日中だと)木星や土星を見ることは容易にはできません。
望遠鏡などを使った場合は別ですが。。。
せっかく明るい惑星なのですから、やはり暗くなってから肉眼で観測したいものです。
では何が約800年ぶりなのか?と言いますと。
今回の木星と土星の最接近は、いつもよりももっと!近いんです。今回ほど近くになるのは紀元後では2回あったとされています。
その2回は1623年と1226年のこと。
前回の1623年は太陽が明るくて観測できなかった、つまり日中だったと言うことです。
だから、今回は約800年ぶり、ということになるのです。
次に夜間、木星と土星が接近するのを観測できるのは、なんと60年後の2080年!
しかも、今回よりも高い位置に木星と土星があるので今回よりも見やすい事でしょう。
だから、60年後まで確実に生きている!って言う方は今回無理して見なくても大丈夫ですよ!!
まず、おすすめのスポットが蓼科第二牧場。
特に朝日の丘公園やクロスカントリーコースから見ると、西側には低い位置に小高い山と木立があるのみなので見やすいでしょう。
次におすすめしたいスポットが女神湖畔。
特に東側の湖畔からは遮るものが少なくとっても良く見ることのできるスポットと言えます。
また、女神湖周辺には宿泊施設も多いため、このような宿泊施設から徒歩で散歩がてら観測ができます。
次におすすめしたいスポットは白樺湖畔です。
ここからは特に西側に視界を遮るものがなくとても良く見えるはず。。。ただし、西側には茅野市や諏訪市の市街があるため低い位置では街灯が目立ちます。
また、ここからは有名な池の平ホテルがすぐ近いため、こちらも散歩がてら観測が楽しめます。