なぜ?白樺高原=星…
信州たてしな白樺高原が星空観測に適しているポイントとは?
1. 首都圏から近く光害の少ないエリア!
2. 高原リゾートのクリアな星空!
3. 年間約300日も星空を観測できる!
以上の3つのポイントが白樺高原で星空観測がおすすめの理由。
・首都圏から近い光害の少ないエリア
まずは、光害(こうがい・ひかりがい)について・・・過剰な光による公害のこと。過剰な街明かりなどによって夜空が明るくなってしまって天体観測などに影響を与えることや、生態系などに影響を与えること、また過剰なエネルギー消費の一員となるなど、様々な影響があるとされている。
特に最初に挙げた「過剰な街明かりなどによって夜空が明るくなってしまって天体観測などに影響を与える」というのは当サイトで紹介している星空の観測に大きな影響をおよぼします。
星空の観測をしている方は知っておられると思いますが光害マップ(https://www.lightpollutionmap.info/)(リンク先は海外のサイトの為日本語表記ではありません。)というものがあります。
こちらのマップを見ると首都圏のひときわ光害の多いエリアから近く光害の少ないエリアは伊豆半島の先端部と白樺高原や八ヶ岳の周辺エリアなのがわかります。
これが1つ目の「白樺高原が星空観測におすすめの理由」となります。
・標高の高い高原リゾートのクリアな星空
2つ目の理由がこれ!
一般的に標高が高い場所と言うのは空気が澄んでいて、キレイと言うこと。
※上の文で意味がわかった方は次を読み飛ばしてください。
ちょっと分かりづらいな、という方は想像してみてください。例えば雨上がりにもやが発生した場合にどこが一番靄が濃いか。
答えは地面スレスレの場所ですね!そう、もやであったり空気の汚れなどは他の空気よりも重いので下の方にたまります。砂ぼこりなどもそうですね。
つまり標高が高いということは、イコールで空気がキレイだと言うことです。
先程の理由1つ目で挙げた光害も海に面した場所も少ないエリアにはなりますが、標高が低いんです。
確かに海沿いも星空がとってもきれいに見られる場所なのですが、光害が同程度であれば標高が高いほうがきれいな星空が望めます。
これが2つ目の「白樺高原が星空観測におすすめの理由」です。
・1年間で約300日も星空観測ができる!
では、3つ目の理由。
これは白樺高原の地形が関係するのですが、実は白樺高原は雲が避けて通るエリアなのです。
ん?どういうこと?って思いますよね!
まず、雲の流れを思い出してください。日本国内であれば、基本的には雲は西から東に流れます。これは偏西風が原因なのですが、ほとんどの場合、このように雲は流れます。
あとは地形によって雲の流れは変わります。
私は毎日、白樺高原で空を見上げている(星空を見ている)ので大体の雲の流れを体感しています。そして気づいたのが高い山がある場合、そこを避けて雲は通ろうとします。
ほとんどの雲は蓼科山をかすめるように南を通り、北への雲は霧ヶ峰の方へ向かうため、ちょうど白樺高原を避けるように雲は流れてゆくのです。
そのため白樺高原ではスキー場も晴天率80%と謳っており、夜間の星空率も同じくらいの割合で観測可能となっているのです。1年365日の80%、約300日間も白樺高原では星空を観測できる星空高原の名にふさわしい環境と言えるのです。
これが3つ目の「白樺高原が星空観測におすすめの理由」です。
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