1月27日(水)夜…
2021年1月27日 水曜日の星空指数(夕陽の丘公園にて)
★☆☆☆☆:星1つ(星空の観測ができない状態)
1月27日、この日も雲に覆われた白樺高原。星空は全く見えず星空指数は★☆☆☆☆となった。
11月12月と2ヶ月続けて星空率が90%を超えた白樺高原ではあるが、1月は少し低くなりそうです(それでも80%程度ですが。。。)
1月も残り数日なので明日からは晴れてくれることを祈ります!
1月27日、この日も雲に覆われた白樺高原。星空は全く見えず星空指数は★☆☆☆☆となった。
11月12月と2ヶ月続けて星空率が90%を超えた白樺高原ではあるが、1月は少し低くなりそうです(それでも80%程度ですが。。。)
1月も残り数日なので明日からは晴れてくれることを祈ります!
水星は太陽系の中でもっとも内側にある惑星(ちなみに覚え方は水金地火木土天海ですね!)で太陽にとっても近くほとんど見ることのできないような惑星。
ちょうどこの前日である2021年1月24日に水星は最大離角となったのですが24日はめっちゃ雪!雲も分厚くてとても星が見える状態ではありませんでした。
ちなみに最大離角をざっくり説明すると、地球から見てもっとも太陽から離れて見えるということです。
そこそこなイベントにも関わらずすっかり忘れていました。。。
ただ、この日だけはとってもよく晴れてくれて水星もハッキリと見ることができました(上の写真参照)
ちなみに水星の最大離角は過ぎましたが場所によっては今後も2月の半ばころまでは見ることができます。
※徐々に太陽に近づくので日没後の明るい西の空の低い位置のため見づらいかもしれません。
白樺高原にある夕陽の丘公園からは西の空も開けているので観測におすすめです!
1月21日、少し雲はあるものの全体的晴れた夜空となった白樺高原。星空の観測に適した夜となった。
夕陽の丘公園では北にある林の木々の上に浮かぶカシオペヤ座と天の川がきれいに観測できた。
また、女神湖畔に移動するとまた、少し違った趣となった。
こちらではしっかりと凍結した湖面に降り積もった雪により(日中の気温が高く少し氷も溶けていましたが)一面が真っ白になっており、立ち枯れた木々も相まって絶景となっていた。
女神湖畔からは蓼科山の美しい山容とともに空いっぱいに広がる満天の星が輝いており、素晴らしい景色となっていた。
1月15日、雲のない晴れた夜空となった白樺高原。星空指数は観測に最適な★★★★★(星5つ)となった。
日没後のまだすこし明るい北西の空には夏の大三角形が輝き、冬らしい景色とともに絶景となっている。
また、上空には火星のほか特徴的なプレアデス星団(すばる)やアルデバランなどの星が輝き満天の星空にアクセントを付けている。
場所を移して蓼科第二牧場からは東の方向に見える夜景とともに満天の星空が輝き美しい景色となっている。
この蓼科第二牧場は白樺高原の星空スポットの中でもっとも好きな場所である。
1月10日、2日連続して星空の観測に適した天候となった白樺高原。夕陽の丘公園かの上空にはカシオペヤ座のほかペルセウス座やおうし座、アンドロメダ銀河がよく見える。
特にアンドロメダ銀河やプレアデス星団もしっかりと見えていた。
また、西の空にはまだ明るい夜空に沈んでゆく夏の大三角形が大きく見えており、こと座やはくちょう座もハッキリと分かる。(わし座だけは全体が見えない。。。)
さらに1時間ほどあと、白樺高原の東側がよく見える蓼科第二牧場からは昇ってきたばかりの冬の大三角形が見える。
この時期には夏の大三角形と冬の大三角が時間差で見えるので西の空ののちに東の空を見上げてみてはいかがでしょうか?
1月9日、すっきりと晴れた夜空となった白樺高原。星空の観測に適した条件となった。
最初の観測ポイントは、夕陽の丘公園。
大きく視界の開けた西側ではなくあえての東側(視界が狭い)を撮影。
まだ、日没からさほどの時間が立っていないので青っぽい夜空となった。西側はまだ明るい状態。
次に観測したのは蓼科第二牧場から。
クロスカントリーコース横から上空に輝くカシオペア座などを撮影。
アンドロメダ銀河がはっきりと写る。
アンドロメダ銀河はかつてアンドロメダ星雲とも呼ばれた天体、この頃はまだ銀河のことが知られておらずこのアンドロメダ銀河も星雲と呼ばれていたのです。
このアンドロメダ銀河は、我々の住む地球から約250万光年先にあるとされています。つまり、この写真に写ったアンドロメダ銀河の光は250万年も前の光なんですね。単位が長すぎてよくわからないかもですが。。。
ちなみにこのアンドロメダ銀河、約40億年後には我々の地球がある天の川銀河と衝突することが予測されているそうです。
その頃にはどんな世界になっているのか想像も付きませんが。。。
星のよく見える場所からなら肉眼でも見えるのでぜひ探してみて250万年前の光を感じてみてください。
1月2日、道路にはまだ雪が目立ち夜空にも雲が目立つ新年2日目の夜。
日中なども雪がちらほら舞っていたようだが、夜には上空に晴れ間が広がるのが白樺高原マジック!と言って良いこのエリアの天候でしょうか?
この日も上空には大きな晴れ間が広がり星空の観測は可能な状態。ただしとても寒いですが。。。
12月28日、この年最後の満月を控え、明るい月のもと、白樺高原ではほとんど雲のないようなきれいな夜空が広がった。
写真の手前に見える山は立科町と茅野市との間にある八子ヶ峰。この山、冬の雪の中でスノーハイクをするのにおすすめの山ですが、ほかにもしらかば2in1スキー場もあり冬あそびを楽しめるとっても良いスポットです。
この八子ヶ峰は夕陽の丘公園からは南西にあり、その上空にはこに季節であれば、木星と土星、やぎ座、みずがめ座などが夜空に浮かびます。
今日はみずがめ座について少しだけ。。。
みずがめ座自体は黄道十二星座(太陽が通る空の道にかかる星座のこと)のひとつであり星座占いなどでも馴染みのある星座ですが、このみずがめ座、もっとも明るい星でも3等星とかなり見つけづらい星座と言えます。特に東京などの都市では不可能と言っても良いかもしれませんね。
私が生活している長野県の立科町でも高原エリアならわかりますが、生活エリアでは見つけられないかもしれません。この写真でもなかなか見つけられる方は少ないのかもしれません。。。
ちなみにみずがめ座はメソポタミアやギリシャの神話に登場しますが、メソポタミアではたびたび起こる洪水と関連されておりあまり良いイメージではなかったそうです。
しかしギリシャ神話では神の飲み物とされるネクタール(不死の意味も持つ)を入れた瓶として描かれており、こちらでは良いイメージですよね!
また、みずがめ座以外にも、ご自分の星座を見たことがない方はぜひ、一度、白樺高原=星空高原へ来てご自分の星座を見つけてみてはいかがでしょうか?
12月23日、白樺高原では雲の少ない夜空が広がり夕陽の丘公園からは西側に開けた視界に星が輝いていた。
21日に超接近をした木星と土星の光も少しずつ、ずれてきている。また、手前にはビーナスラインが走る車山高原などがあり、高原リゾートらしい絶景を創り出している。
また、東側に目を向けると、目の前に蓼科山がそびえ、その上空に昇ってきたおうし座がよく見える。
おうし座は黄道12星座のひとつとなっている星座で、ギリシャ神話に登場する神:ゼウスが美しいエウロパに近づく際に姿を変えた白い牛を表しているとも言われています。
実はその他にもギリシャ神話にはおうし座に関するお話があります。
こちらも神:ゼウスに関わるのですが、ゼウスの妻であるヘーラの神殿に仕える美しい女性イオにまつわるお話。
イオはその美しさからゼウスに愛されるのですが、これに気づいたゼウスの妻ヘーラによって牛の姿へと変えられてしまうお話。この物語にはイオの父やゼウス、ヘルメスがあの手この手をつかい助け出されるのですが、このときの牛の姿がおうし座になったとも言われています。
夜、星空を見上げるとギリシャ神話にまつわる多くの星座が広がっているのです。
12月21日、約800年ぶりとなる肉眼で観測可能な木星と土星の大接近となったこの日、白樺高原にある夕陽の丘公園では、この800年ぶりの天体ショーのためとでも言うかのように素晴らしく晴れた夜空となった。
実際に今回のように木星と土星が接近して見える現象は紀元後の2000年ほどの歴史で3回目となる、前回は約400年前で今回と同程度に近づいて見える状態ではあったが、そのときには残念ながら太陽に近い位置での現象であったため、この現象を目撃できた人はいなかったであろうと思われる。
その前にあったのが西暦1226年でこれが約800年前となる。
実際に冒頭の動画を大きな画面で見ていただくと(4k配信ができないため画質が悪く判りづらいですが)最初は2つの光が離れているように見えるのだが、次第に一つになって沈んでゆくのがわかる。
また、木星と土星以外にも多くの天体が夕陽の丘公園をはじめ白樺高原=星空高原の各所で確認できた。
上の写真でも左端に見える天の川やこと座にベガ、りゅう座とこぐま座、北極星と様々な星が見える。
次に移動したのは女神湖から近い位置にある道路上。
ここからは美しい形の蓼科山と昇ってきたばかりのオリオン座が確認できる、お気に入りのポイント。
冬はスキー場に灯りが灯るが、その光にも負けずにきれいな星空が広がっている。
最後は蓼科第二牧場。
いつも撮影している朝日の丘公園側ではなく少し下った先にある牛乳専科もうもう前。ここからは佐久平の夜景や浅間山も近く感じられ、それでいて上空の星空もきれいなのでおすすめである。
ただし、すぐ横の道路では車が通ることが多いのでその灯りは気になるかもしれません。
ちなみにこのポイントでは約2年前に竹らんたんのほのかな灯りと夜景、星の光をかんじるイベント「冬夜の瞬き」を実行した場所となる。そのときには本当に雪がなく準備などに大変な苦労をした思い出があります。