1月22日(金)夜…
2021年1月22日 金曜日の星空指数(蓼科第二牧場にて)
★★☆☆☆:星2つ(星空の観測に適さない状態)
1月22日、この日から白樺高原では天候が崩れ、厚い雲に覆われている。ときおり明るい星がいくつか見えるものの、星の観測には向かない状態となった。
ここ蓼科第二牧場は風も強い日が多く、雪が降っても風に飛ばされ地面が見えていることも多い。
この標高で風があると体感温度がとても低く感じられ、0度前後でも-10度の日よりも寒く感じる。
1月22日、この日から白樺高原では天候が崩れ、厚い雲に覆われている。ときおり明るい星がいくつか見えるものの、星の観測には向かない状態となった。
ここ蓼科第二牧場は風も強い日が多く、雪が降っても風に飛ばされ地面が見えていることも多い。
この標高で風があると体感温度がとても低く感じられ、0度前後でも-10度の日よりも寒く感じる。
1月20日、雲ひとつないクリアな空が広がった信州たてしなの白樺高原では星空の観測に最適な環境となった。
蓼科第二牧場から北東の方向には佐久平の夜景とともに満天の星空が楽しめ、遠くに見える浅間山もハッキリと見えており、とても素晴らしい絶景となっている。
この風景は私が立科町でもっとも好きな風景のひとつです。
また、南に目を向ければ蓼科山の美しいカタチがとても近く、その上空にはオリオン座を始め多くの星座がハッキリと確認できるほど多くの星が見えている。
写真には写っていませんが冬のダイヤモンドもとても大きく見えており、また写真にあるような冬の大三角も。
オリオン座は冬の星座として知られており多くの方がそのカタチをご存知の星座の一つと言えます。
冬の間中、ほぼ夜空に見える星座で12月~1月頃には日暮れ後に東から昇ってきて明け方西に沈んでゆきます。
オリオン座はギリシャ神話においては海の神であるポセイドンの子として登場し、とても強かったことから「この世に倒せぬものはない」と驕ってしまっていました。
そして大蠍と戦うものの毒針に刺殺されてしまった。とされています(死因は他にも説があり、アルテミスに射殺されたなど)
そのためオリオンはサソリが苦手で星座になったあとも、さそり座が沈んでから昇ってきて、さそり座が昇ってくる前に地平線に隠れていく。。。なんて言われています。
また、この2つの星座は古代中国でも参(オリオン座の3つ星)と商(さそり座の3つ星)として「人生相見ず、ややもすれば参(しん)と商(しょう)の如し」と詩人杜甫にうたわれるほど対極として知られています。
1月17日、白樺高原では雲の多い夜となるものの北端の三望台では雲の切れ間が大きく星空あ観測は可能な条件となった。
ここから北を見ると浅間山のほか佐久平の夜景とともに夜空に浮かぶ星々が観測できる。
右にカメラを向けると雲のかかっていない夜空には冬の星座であるオリオン座やふたご座がよく見えており、冬の大三角形も。
12月26日、年末へと差し掛かったこの日、白樺高原では雲の少ないキレイな夜空があ広がった。
先日の21日に400年ぶり(人類が目にするものとしては800年ぶり)となる超接近を果たした木星と土星も徐々に離れていっているのがよく分かる1枚が撮れた。
白樺高原では年末の寒波に向けて寒い日々が続いているが星空の観測には空気も澄んでいるので良い気候とも言える。
特に蓼科第二牧場からは佐久平方面の夜景も見えるのだが、これが寒い日の夜にはとてもクリアに見える。もちろん夜景だけではなく、上空の星空も素晴らしいほどに澄んでいる。写真で見ると右下に群馬方面の光害が出るが距離もあるため上空の星空にはさほど干渉していない。
12月24日、クリスマスイブのこの日、白樺高原の多くの場所で雲が多い夜となり、場所によっては雪もちらついていた。そんな天候でも、白樺高原の北の入り口に当たる陣内にある三望台からは星空の観測は可能な状態でした。
この三望台からは北の方角には雲が少なく、うっすらと雲がかかっているものの星空はハッキリと見えていた。
12月21日、約800年ぶりとなる肉眼で観測可能な木星と土星の大接近となったこの日、白樺高原にある夕陽の丘公園では、この800年ぶりの天体ショーのためとでも言うかのように素晴らしく晴れた夜空となった。
実際に今回のように木星と土星が接近して見える現象は紀元後の2000年ほどの歴史で3回目となる、前回は約400年前で今回と同程度に近づいて見える状態ではあったが、そのときには残念ながら太陽に近い位置での現象であったため、この現象を目撃できた人はいなかったであろうと思われる。
その前にあったのが西暦1226年でこれが約800年前となる。
実際に冒頭の動画を大きな画面で見ていただくと(4k配信ができないため画質が悪く判りづらいですが)最初は2つの光が離れているように見えるのだが、次第に一つになって沈んでゆくのがわかる。
また、木星と土星以外にも多くの天体が夕陽の丘公園をはじめ白樺高原=星空高原の各所で確認できた。
上の写真でも左端に見える天の川やこと座にベガ、りゅう座とこぐま座、北極星と様々な星が見える。
次に移動したのは女神湖から近い位置にある道路上。
ここからは美しい形の蓼科山と昇ってきたばかりのオリオン座が確認できる、お気に入りのポイント。
冬はスキー場に灯りが灯るが、その光にも負けずにきれいな星空が広がっている。
最後は蓼科第二牧場。
いつも撮影している朝日の丘公園側ではなく少し下った先にある牛乳専科もうもう前。ここからは佐久平の夜景や浅間山も近く感じられ、それでいて上空の星空もきれいなのでおすすめである。
ただし、すぐ横の道路では車が通ることが多いのでその灯りは気になるかもしれません。
ちなみにこのポイントでは約2年前に竹らんたんのほのかな灯りと夜景、星の光をかんじるイベント「冬夜の瞬き」を実行した場所となる。そのときには本当に雪がなく準備などに大変な苦労をした思い出があります。
12月17日、今日は至近距離まで近づいた木星と土星にさらに月まで接近と言う幻想的な夜空の風景となった。
蓼科山の西にある夕陽の丘公園からは西側の視界が大きくひらけているのでもうすぐ最接近となる木星と土星を観測するのにとってもおすすめの星空スポットと言える。
蓼科山の北東にある蓼科第二牧場へ移動すると佐久平の夜景とともに、長野県と群馬県にまたがる浅間山が見え、その上空には満天の星空が広がる。
この時期の東の空には特徴的でわかりやすい星座などが多い。
まずはプレアデス星団(すばる)
このプレアデス星団はおうし座に位置する数十個の星からなる散開星団で肉眼でもハッキリと視認できるので星空観測で人気の天体。
また、同じおうし座には一等星の中でも見つけやすいアルデバランも存在する。
さらに、このおうし座を御すかっこうの、ぎょしゃ座もわかりやすい星座と言える。目印はすばるから左へ動いた先にあるひときわ明る星であるカペラ。
このカペラは冬のダイヤモンドを形成する星の一つで上の写真でももっとも明るい星となる。
少し北の方向(左)へカメラを向けると、そこにはアルファベットのWやMに形容されるカシオペヤ座が天の川に沿うように輝き、その上にはアンドロメダ銀河も良く見える。
カシオペヤ座やアンドロメダ銀河に関してのお話はまたいずれ。。。
12月10日、連日の快晴により星空の観測に最適な夜となったこの日も、白樺湖畔からは美しい蓼科山のシルエットと満天の星空が観測できた。
湖面は少し波立っておりきれいなリフレクションとはならなかったが高原リゾートだからこそ見ることができる、美しい夜の絶景を楽しめる。
場所を移して蓼科第二牧場。
こちらでも満天の星空は変わらず、南西の空にはもうすぐ最接近する木星と土星がかなり距離も近くなった状態で夜空に浮かんでいる。
この今でもかなり近い2つの惑星が21日にはほとんど重なるような状態となる天体ショーは肉弾で観測できるものとしては約800年ぶりなので、見逃さないようにしたい。
また、カメラを北西に向ければ、そこには佐久平の夜景と浅間山のシルエットが浮かび上がり満天の星空とともに素晴らしい景色を創っている。
11月26日、久しぶりに雲が広がった白樺高原では星空の観測が不可能な状態となってしまった。女神湖や白樺湖周辺では霧もかかっており車の運転も大変な天候となった。もしかしたら?と思い標高約1,900mのスポットである蓼科山七合目登山口へと向かってみるも霧の中。。。
ほんとうにすぐ真上くらいまでが霧のようで月はよく見えるのに星は全く見えないと言うとっても残念な結果。
本当はもっと粘りたかったが体調を崩していることもあり、後ろ髪を引かれる思いで下山。
帰宅途中には三望台から佐久平の夜景を撮影して終了となった。
11月23日、夕暮れころに雲が気になった白樺高原も日没後はスッキリと晴れ、満天の星空を観測できる状況。
白樺高原の北側入り口に位置する陣内の三望台からは北東から東にかけて佐久平の夜景が輝き、浅間山のシルエットが浮かび上がっている。
また、上空には季節、すばるの名で知られるプレアデス星団が昇り、ぎょしゃ座も良く見える。
写真では木の影があって解りづらいがおうし座のアルデバランも確認できる。
南西方向にカメラを向ければ、月のあかりに負けることなく(この日の月齢は7.9で半月)天の川も確認でき、わし座のアルタイル(彦星)がひときわ輝きを放つ。
11月も残りわずかとなっているが今月は未だ、星空の観測ができなかった日はわずかに2日のみとなっており、白樺高原は星空観測を連日楽しめている。