1月20日(水)夜…
2021年1月20日 水曜日の星空指数(蓼科第二牧場ほか)
★★★★★:星5つ(星空の観測に最適な状態)
1月20日、雲ひとつないクリアな空が広がった信州たてしなの白樺高原では星空の観測に最適な環境となった。
蓼科第二牧場から北東の方向には佐久平の夜景とともに満天の星空が楽しめ、遠くに見える浅間山もハッキリと見えており、とても素晴らしい絶景となっている。
この風景は私が立科町でもっとも好きな風景のひとつです。
また、南に目を向ければ蓼科山の美しいカタチがとても近く、その上空にはオリオン座を始め多くの星座がハッキリと確認できるほど多くの星が見えている。
写真には写っていませんが冬のダイヤモンドもとても大きく見えており、また写真にあるような冬の大三角も。
オリオン座について
オリオン座は冬の星座として知られており多くの方がそのカタチをご存知の星座の一つと言えます。
冬の間中、ほぼ夜空に見える星座で12月~1月頃には日暮れ後に東から昇ってきて明け方西に沈んでゆきます。
オリオン座はギリシャ神話においては海の神であるポセイドンの子として登場し、とても強かったことから「この世に倒せぬものはない」と驕ってしまっていました。
そして大蠍と戦うものの毒針に刺殺されてしまった。とされています(死因は他にも説があり、アルテミスに射殺されたなど)
そのためオリオンはサソリが苦手で星座になったあとも、さそり座が沈んでから昇ってきて、さそり座が昇ってくる前に地平線に隠れていく。。。なんて言われています。
また、この2つの星座は古代中国でも参(オリオン座の3つ星)と商(さそり座の3つ星)として「人生相見ず、ややもすれば参(しん)と商(しょう)の如し」と詩人杜甫にうたわれるほど対極として知られています。