1月19日(火)夜…
2021年1月17日 日曜日の星空指数(蓼科第二牧場と三望台にて)
★★★☆☆:星3つ(星空の観測が可能な状態)
1月19日、少し薄い雲が白樺高原にはかかっているもののおおむね晴れた夜空となって星空の観測が可能な環境となった。
蓼科第二牧場からは牧場脇にあるカラマツ林の先に光り輝く星々を十分に観測することができた。
また、蓼科第二牧場から下った三望台でも満天の星空が広がっており多くの星を撮影できた。
1月19日、少し薄い雲が白樺高原にはかかっているもののおおむね晴れた夜空となって星空の観測が可能な環境となった。
蓼科第二牧場からは牧場脇にあるカラマツ林の先に光り輝く星々を十分に観測することができた。
また、蓼科第二牧場から下った三望台でも満天の星空が広がっており多くの星を撮影できた。
1月18日、雲が少しあるものの晴れた夜空となった白樺高原。北の入り口にあたる陣内の三望台からは天の川もよく見え、星空観測が可能な状態だった。
天の川やカシオペヤ座、こぐま座など多くの星や星座が北の空を彩っている。
1月17日、白樺高原では雲の多い夜となるものの北端の三望台では雲の切れ間が大きく星空あ観測は可能な条件となった。
ここから北を見ると浅間山のほか佐久平の夜景とともに夜空に浮かぶ星々が観測できる。
右にカメラを向けると雲のかかっていない夜空には冬の星座であるオリオン座やふたご座がよく見えており、冬の大三角形も。
1月15日、白樺高原にある白樺湖畔からは絵になる風景が広がっていました。
夜空にはほとんど雲がなく星空の観測に適した天候となった。白樺湖越しに見る北西の空にはこと座やはくちょう座がまだほのかに明るい夜空に沈まず、踏みとどまっていた。
少しカメラを右に向けた北の空には暗めで目立たない星座、りゅう座も見えておりその上にはこぐま座が北極星とともに輝く。
冬になってぜひとも撮りたかったのがこの冬のダイヤモンド。
APS-C用の16mmレンズでなんとか(カペラは少し切れていますが)収まった6角形。
冬のダイヤモンドはおおいぬ座のシリウス(太陽を除いた全天中でもっとも明るい恒星)、こいぬ座のプロキオン、ふたご座のポルックス、ぎょしゃ座のカペラ、おうし座のアルデバラン、オリオン座のリゲルと言う6つの一等星で形作られる6角形のこと。(下の画像参照)
また、冬の大三角形はオリオン座のベテルギウスのほか、ダイヤモンドの一部でもあるこいぬ座のプロキオンとおおいぬ座のシリウスと言う3つの一等星で形作られる三角。
夏の大三角とほぼ反対側にあり、1月頃までは天気の良い日に時間差で観測することができる。
このエリアは一等星が多く冬らしい星座が並び華やかで星空観測におすすめのエリアになる。
白樺高原では宿泊施設などでは星空案内をしてくれるサービスもあり、案内を聞きながら星空の観測もできます。
1月12日、連日、星空の観測が可能となっている白樺高原。この日も少し雲があるものの、天の川もハッキリわかるほど星々が多く見える天候となった。
蓼科第二牧場からは北西の白樺林の上に沈みゆくはくちょう座のほかハッキリわかる天の川などが写真でも確認できる。
また、東の方角には佐久平(佐久盆地)にかかる雲海とそこに浮かぶ浅間山も見えており、上空の星空と相まって絶景を創り出している。
今日は少し星座についてのお話も。
上の写真の右側に見えるふたご座について。
ふたご座はギリシア神話の双子であるディオスクーロイが星座となったとされます。
このお二人は諸説ありますが、ふたりともがゼウスの子とされたり、ゼウスの子は一人だけとされたりと結構複雑な環境。
はくちょうに化けたゼウスが母であるレーダーを誘惑し生まれたのがこの双子とされています。また、このふたごの妹とされるのがトロイの木馬で知られる「トロイア戦争」の原因となったヘレネーともされています。
1月9日、すっきりと晴れた夜空となった白樺高原。星空の観測に適した条件となった。
最初の観測ポイントは、夕陽の丘公園。
大きく視界の開けた西側ではなくあえての東側(視界が狭い)を撮影。
まだ、日没からさほどの時間が立っていないので青っぽい夜空となった。西側はまだ明るい状態。
次に観測したのは蓼科第二牧場から。
クロスカントリーコース横から上空に輝くカシオペア座などを撮影。
アンドロメダ銀河がはっきりと写る。
アンドロメダ銀河はかつてアンドロメダ星雲とも呼ばれた天体、この頃はまだ銀河のことが知られておらずこのアンドロメダ銀河も星雲と呼ばれていたのです。
このアンドロメダ銀河は、我々の住む地球から約250万光年先にあるとされています。つまり、この写真に写ったアンドロメダ銀河の光は250万年も前の光なんですね。単位が長すぎてよくわからないかもですが。。。
ちなみにこのアンドロメダ銀河、約40億年後には我々の地球がある天の川銀河と衝突することが予測されているそうです。
その頃にはどんな世界になっているのか想像も付きませんが。。。
星のよく見える場所からなら肉眼でも見えるのでぜひ探してみて250万年前の光を感じてみてください。
1月8日、うすい雲がかかった夜空の続く白樺高原にある三望台からは雲に遮られずに多くの星々が輝いていた。北の空には天の川も見え、ケフェウス座やカシオペア座、北極星もしっかりと見え、観測が可能。
また、南東には街明かりにも負けずに、よく分かるオリオン座をはじめぎょしゃ座やおうし座も見えている。
この記事ではぎょしゃ座について少し。。。
上の写真でもひときわ明るく輝くカペラ(写真左上)が目立ち、6角形に近い(実際にはカペラの上に三角形も乗っている)カタチをしている星座がぎょしゃ座となる。すぐ隣におうし座が並んでいるので牛車の御者なのか?とも思えるがそうではありません。
また、その場所もわかりやすく、すばる(プレアデス星団)と言うとってもわかりやすい天体の近くにあります。(昇ってきた頃にはすばるの左下にある)
ギリシャ神話には、この馭者(馬車に関連する字なのでおうし座はやはり関係なさそう)についていくつかの話があるようです。
エリクトニオス王・・・彼は鍛冶神ヘーパイストスと女神アテーナーの息子とされ母から馬を飼いならす術を学び、その後に4頭立ての戦車を発明した功績によってゼウスが天に輝くぎょしゃ座にしたと言うお話。
ヒッポリュトス・・・テセウス王の子。継母に求愛されるも拒絶したことから父であるテセウスに讒言され追放されてしまう。さらにテセウスの呪いにより戦車から落ちてしまい死んでしまうと言うお話。
ミュルティロス・・・オリュンポス十二神の一人ヘルメスの息子であり、オイノマオス王の馭者であったとされる。しかし騙されてオイノマオス王を死に至らしめてしまい、さらに殺されてしまう。これを悲しんだヘルメスが空に上げたとするお話。
個人的にはエリクトニオス王の話が一番キレイですけど。。。ヒッポリュトスの話もギリシャ神話っぽくてどろどろしてますよね(笑)
2020年12月31日、前日の雪は止み、夜空には雲が目立つものの星空が広がった。前日は満月だったにも関わらず月も見えなかった分、この日の月の出を撮影。2020年は今までにないほどの事がありました。
冬になってまた猛威をふるい始めた病などは2020年を象徴するものだったのではないでしょうか?
これほどのことになるとは思ってもいませんでしたね。これからは夜、適切な距離をとって星空を見上げることをおすすめします。。。
12月24日、クリスマスイブのこの日、白樺高原の多くの場所で雲が多い夜となり、場所によっては雪もちらついていた。そんな天候でも、白樺高原の北の入り口に当たる陣内にある三望台からは星空の観測は可能な状態でした。
この三望台からは北の方角には雲が少なく、うっすらと雲がかかっているものの星空はハッキリと見えていた。
12月21日、約800年ぶりとなる肉眼で観測可能な木星と土星の大接近となったこの日、白樺高原にある夕陽の丘公園では、この800年ぶりの天体ショーのためとでも言うかのように素晴らしく晴れた夜空となった。
実際に今回のように木星と土星が接近して見える現象は紀元後の2000年ほどの歴史で3回目となる、前回は約400年前で今回と同程度に近づいて見える状態ではあったが、そのときには残念ながら太陽に近い位置での現象であったため、この現象を目撃できた人はいなかったであろうと思われる。
その前にあったのが西暦1226年でこれが約800年前となる。
実際に冒頭の動画を大きな画面で見ていただくと(4k配信ができないため画質が悪く判りづらいですが)最初は2つの光が離れているように見えるのだが、次第に一つになって沈んでゆくのがわかる。
また、木星と土星以外にも多くの天体が夕陽の丘公園をはじめ白樺高原=星空高原の各所で確認できた。
上の写真でも左端に見える天の川やこと座にベガ、りゅう座とこぐま座、北極星と様々な星が見える。
次に移動したのは女神湖から近い位置にある道路上。
ここからは美しい形の蓼科山と昇ってきたばかりのオリオン座が確認できる、お気に入りのポイント。
冬はスキー場に灯りが灯るが、その光にも負けずにきれいな星空が広がっている。
最後は蓼科第二牧場。
いつも撮影している朝日の丘公園側ではなく少し下った先にある牛乳専科もうもう前。ここからは佐久平の夜景や浅間山も近く感じられ、それでいて上空の星空もきれいなのでおすすめである。
ただし、すぐ横の道路では車が通ることが多いのでその灯りは気になるかもしれません。
ちなみにこのポイントでは約2年前に竹らんたんのほのかな灯りと夜景、星の光をかんじるイベント「冬夜の瞬き」を実行した場所となる。そのときには本当に雪がなく準備などに大変な苦労をした思い出があります。