
1月26日(火)夜…
2021年1月26日 火曜日の星空指数(蓼科第二牧場にて)
★☆☆☆☆:星1つ(星空の観測ができない状態)

1月26日、前日に晴れて星空が観測できたのもつかの間、またしても雲に遮られて星空の観測が不可能な条件となった白樺高原。
今シーズンにはなかった数日間の降雪や曇り空が続いている。
少し雲の薄いところもあるものの結局、星は確認できなかった。
※左上にうっすらとオリオンの三ツ星があるような気がしないでもないですが。。。
1月26日、前日に晴れて星空が観測できたのもつかの間、またしても雲に遮られて星空の観測が不可能な条件となった白樺高原。
今シーズンにはなかった数日間の降雪や曇り空が続いている。
少し雲の薄いところもあるものの結局、星は確認できなかった。
※左上にうっすらとオリオンの三ツ星があるような気がしないでもないですが。。。
水星は太陽系の中でもっとも内側にある惑星(ちなみに覚え方は水金地火木土天海ですね!)で太陽にとっても近くほとんど見ることのできないような惑星。
ちょうどこの前日である2021年1月24日に水星は最大離角となったのですが24日はめっちゃ雪!雲も分厚くてとても星が見える状態ではありませんでした。
ちなみに最大離角をざっくり説明すると、地球から見てもっとも太陽から離れて見えるということです。
そこそこなイベントにも関わらずすっかり忘れていました。。。
ただ、この日だけはとってもよく晴れてくれて水星もハッキリと見ることができました(上の写真参照)
ちなみに水星の最大離角は過ぎましたが場所によっては今後も2月の半ばころまでは見ることができます。
※徐々に太陽に近づくので日没後の明るい西の空の低い位置のため見づらいかもしれません。
白樺高原にある夕陽の丘公園からは西の空も開けているので観測におすすめです!
1月21日、少し雲はあるものの全体的晴れた夜空となった白樺高原。星空の観測に適した夜となった。
夕陽の丘公園では北にある林の木々の上に浮かぶカシオペヤ座と天の川がきれいに観測できた。
また、女神湖畔に移動するとまた、少し違った趣となった。
こちらではしっかりと凍結した湖面に降り積もった雪により(日中の気温が高く少し氷も溶けていましたが)一面が真っ白になっており、立ち枯れた木々も相まって絶景となっていた。
女神湖畔からは蓼科山の美しい山容とともに空いっぱいに広がる満天の星が輝いており、素晴らしい景色となっていた。
1月9日、すっきりと晴れた夜空となった白樺高原。星空の観測に適した条件となった。
最初の観測ポイントは、夕陽の丘公園。
大きく視界の開けた西側ではなくあえての東側(視界が狭い)を撮影。
まだ、日没からさほどの時間が立っていないので青っぽい夜空となった。西側はまだ明るい状態。
次に観測したのは蓼科第二牧場から。
クロスカントリーコース横から上空に輝くカシオペア座などを撮影。
アンドロメダ銀河がはっきりと写る。
アンドロメダ銀河はかつてアンドロメダ星雲とも呼ばれた天体、この頃はまだ銀河のことが知られておらずこのアンドロメダ銀河も星雲と呼ばれていたのです。
このアンドロメダ銀河は、我々の住む地球から約250万光年先にあるとされています。つまり、この写真に写ったアンドロメダ銀河の光は250万年も前の光なんですね。単位が長すぎてよくわからないかもですが。。。
ちなみにこのアンドロメダ銀河、約40億年後には我々の地球がある天の川銀河と衝突することが予測されているそうです。
その頃にはどんな世界になっているのか想像も付きませんが。。。
星のよく見える場所からなら肉眼でも見えるのでぜひ探してみて250万年前の光を感じてみてください。
1月6日、雲の目立つ天候で蓼科山の山頂やその向こうでは雲が厚いものの、白樺高原では全体的に星空の観測が可能な状態。
日暮れ直後の青の強い夜空にはオリオン座やぎょしゃ座などが輝く。
1月5日、雲に覆われた白樺高原。寒波も立て続けに来ており寒さの厳しい高原エリアにおいても今日は雲が大勢を占めている。
肉眼ではかすかに一等星が見えるほどでしたが、カメラで撮影するとちゃんとそこにオリオン座がいました。
1月に入って寒波の影響が強く雲の目立つ天気が続いており、早くこの蜘蛛が晴れた美しい星空を観測できるようになれば、と思っています。
12月27日、月齢が12.4(正午)と明るい月のもとではありましたが、白樺高原には雲も少なく星空の観測には適した環境。
今年は寒さも厳しく(過去2年と比べて)白樺湖もすっかりと凍結していました。
女神湖でも同じくすっかりと凍結した湖面。
ここ、女神湖では凍結した湖面を車で走行する氷上ドライブも行われます。暖かかった昨シーズンは開催できなかったのですが、今シーズンは年明けに開催されそうですね。
そのくらい、ここ白樺高原の寒さは厳しいのですが。。。
その分、雲も少ないし空気も澄んでいて星空がきれいなんですね。さすがは白樺高原=星空高原!
12月21日、約800年ぶりとなる肉眼で観測可能な木星と土星の大接近となったこの日、白樺高原にある夕陽の丘公園では、この800年ぶりの天体ショーのためとでも言うかのように素晴らしく晴れた夜空となった。
実際に今回のように木星と土星が接近して見える現象は紀元後の2000年ほどの歴史で3回目となる、前回は約400年前で今回と同程度に近づいて見える状態ではあったが、そのときには残念ながら太陽に近い位置での現象であったため、この現象を目撃できた人はいなかったであろうと思われる。
その前にあったのが西暦1226年でこれが約800年前となる。
実際に冒頭の動画を大きな画面で見ていただくと(4k配信ができないため画質が悪く判りづらいですが)最初は2つの光が離れているように見えるのだが、次第に一つになって沈んでゆくのがわかる。
また、木星と土星以外にも多くの天体が夕陽の丘公園をはじめ白樺高原=星空高原の各所で確認できた。
上の写真でも左端に見える天の川やこと座にベガ、りゅう座とこぐま座、北極星と様々な星が見える。
次に移動したのは女神湖から近い位置にある道路上。
ここからは美しい形の蓼科山と昇ってきたばかりのオリオン座が確認できる、お気に入りのポイント。
冬はスキー場に灯りが灯るが、その光にも負けずにきれいな星空が広がっている。
最後は蓼科第二牧場。
いつも撮影している朝日の丘公園側ではなく少し下った先にある牛乳専科もうもう前。ここからは佐久平の夜景や浅間山も近く感じられ、それでいて上空の星空もきれいなのでおすすめである。
ただし、すぐ横の道路では車が通ることが多いのでその灯りは気になるかもしれません。
ちなみにこのポイントでは約2年前に竹らんたんのほのかな灯りと夜景、星の光をかんじるイベント「冬夜の瞬き」を実行した場所となる。そのときには本当に雪がなく準備などに大変な苦労をした思い出があります。
12月13日、翌日の14日にかけて三大流星群のひとつであり最大のふたご座流星群の活動がピークになるこの日も、白樺高原では日没後から晴れた夜空となった。
低い位置に雲が多いものの上空はスッキリと晴れており流星群の観測にも適した条件だった。
東に目を向けると女神湖センターの建物の向こうにはプレアデス星団が輝き、もうすぐ昇ってくるふたご座流星群の放射点を待ち望んでいるかのよう。
場所を移し、夕陽の丘公園から見た東の空には、うっすらと雪をかぶって白くなった美しい蓼科山とともに満天の星空が広がる。
最後にこの日ピークを迎えたふたご座流星群の様子を撮ったタイムラプス動画をご紹介。
※このタイムラプス動画は12月12日~14日の夜間に撮影したものから流星の撮影ができた部分を抜き出したものです。
12月12日、白樺高原では日中、暖かな日が続いておりオープンする予定だったスキー場もオープン延期となってしまった。
天候は良いものの、夜間の冷え込みはそれなりにあるので星空観測には防寒対策が必要。
この日は深夜に撮影したため、冬の星座であるオリオン座もだいぶ高い位置に昇ってきている。このオリオン座の左上部分にあるベテルギウスはプロキオン、シリウスとともに冬の大三角と呼ばれ、きれいな三角形を冬の夜空に描いている。
また、大三角の一つであるシリウスは地球から見える恒星(太陽を除く)のなかでもっとも明るい天体で12月にはまだまだ遅い時間帯にしか見られないがとても目立つ。
冬の季節には空気も澄んでおり、とてもクリアな星空が楽しめる。もともと標高が高くクリアな星空を楽しめる白樺高原も、冬は寒い中ではあるがとてもたくさんの星を観測できる。
すばると言う名でも知られるプレアデス星団も冬を代表する天体と言える。
北東方向には佐久平の夜景が広がり、その街明かりで夜空も照らされているものの多くの星を確認できるので夜景ととともに、楽しめる満天の星空は絶景と言える白樺高原でもおすすめの一つです。