
約800年ぶり?木…
約800年ぶりとされる天体ショーが2020年12月21日(月)に!!?
さて、記事のタイトルにあるように約800年ぶりとなる天体ショーが来月2020年12月におこります。
※上の動画は当日、白樺高原の夕陽の丘公園にて実際に撮影したタイムラプス動画です。
現在も日没から数時間の間、夜空でかなり近くに光り輝いている木星と土星が最接近します。
実際には地球から見ると近い、つまりは地球、木星、土星が一直線に近い配置になると言うこと。実際にはすんごい離れています木星と土星は。。。念のため。

この2つの惑星が接近します。2020年11月27日に撮影。
20年周期で訪れる木星と土星の接近
おや?と思いますよね?タイトルでは約800年ぶりとしているのにも関わらず20年周期?と。
実際には地球、木星、土星がほぼ一直線になるのは20年周期なのですが、それを見ることができるのは毎回ではないのです。
せっかく最接近をしても太陽が近くなってしまうと(つまり日中だと)木星や土星を見ることは容易にはできません。
望遠鏡などを使った場合は別ですが。。。
せっかく明るい惑星なのですから、やはり暗くなってから肉眼で観測したいものです。

中央左上に輝く木星と、その左上に見えるのが土星。
約800年ぶりの理由(わけ)
では何が約800年ぶりなのか?と言いますと。
今回の木星と土星の最接近は、いつもよりももっと!近いんです。今回ほど近くになるのは紀元後では2回あったとされています。
その2回は1623年と1226年のこと。
前回の1623年は太陽が明るくて観測できなかった、つまり日中だったと言うことです。
だから、今回は約800年ぶり、ということになるのです。

夕陽の丘公園からは当日、スキー場の光などが強く見えづらいかも?
今回を見逃すと60年後となる
次に夜間、木星と土星が接近するのを観測できるのは、なんと60年後の2080年!
しかも、今回よりも高い位置に木星と土星があるので今回よりも見やすい事でしょう。
だから、60年後まで確実に生きている!って言う方は今回無理して見なくても大丈夫ですよ!!
白樺高原周辺の観測におすすめの場所
蓼科第二牧場

2020年12月1日に撮影、2つの惑星がだいぶ近づいてきている。
まず、おすすめのスポットが蓼科第二牧場。
特に朝日の丘公園やクロスカントリーコースから見ると、西側には低い位置に小高い山と木立があるのみなので見やすいでしょう。
女神湖畔

女神湖畔からは鏡のような湖面とともに絶景を創り出す。
次におすすめしたいスポットが女神湖畔。
特に東側の湖畔からは遮るものが少なくとっても良く見ることのできるスポットと言えます。
また、女神湖周辺には宿泊施設も多いため、このような宿泊施設から徒歩で散歩がてら観測ができます。
白樺湖畔

2020年11月8日に白樺湖畔から撮影。
次におすすめしたいスポットは白樺湖畔です。
ここからは特に西側に視界を遮るものがなくとても良く見えるはず。。。ただし、西側には茅野市や諏訪市の市街があるため低い位置では街灯が目立ちます。
また、ここからは有名な池の平ホテルがすぐ近いため、こちらも散歩がてら観測が楽しめます。
ほかにも良い場所が見つかるかも!?周辺の星空スポット一覧

7 COMMENTS
[…] 2020年12月21日、木星と土星が最接近 […]
[…] こちらの記事でも取り上げた木星と土星の大接近がもうすぐあるので、今の状態を撮りたいな。。。と考えていました。(それ以外の写真を撮っていなかったくらい考えていました(笑) […]
[…] 最近良く撮っているのが、もうすぐ最接近する木星と土星(詳細はこちら)のほか見づらいですが南斗六星も良く見えます。 […]
[…] もうすぐ(800年ぶり?12月21日に木星と土星の最接近)に最接近となる木星と土星も白樺林の上に輝いている。数日前と比べるとこころなしか近づいているような気がする。 […]
[…] 来週21日に、観測できるのは約800年ぶりとなる最接近を控え日に日に距離が縮まっている。 […]
[…] 蓼科山の西にある夕陽の丘公園からは西側の視界が大きくひらけているのでもうすぐ最接近となる木星と土星を観測するのにとってもおすすめの星空スポットと言える。 […]
[…] 約800年ぶりとなる木星と土星の最接近を3日後に控え、かなり近づいてきた木星と土星。こうして見るとほんとうに2重星のように見えますね! […]
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