12月17日(木)…
2020年12月17日 木曜日の星空指数(夕陽の丘公園と蓼科第二牧場にて)
★★★★☆:星4つ(星空の観測が可能な状態)
12月17日、今日は至近距離まで近づいた木星と土星にさらに月まで接近と言う幻想的な夜空の風景となった。
蓼科山の西にある夕陽の丘公園からは西側の視界が大きくひらけているのでもうすぐ最接近となる木星と土星を観測するのにとってもおすすめの星空スポットと言える。
蓼科山の北東にある蓼科第二牧場へ移動すると佐久平の夜景とともに、長野県と群馬県にまたがる浅間山が見え、その上空には満天の星空が広がる。
この時期の東の空には特徴的でわかりやすい星座などが多い。
まずはプレアデス星団(すばる)
このプレアデス星団はおうし座に位置する数十個の星からなる散開星団で肉眼でもハッキリと視認できるので星空観測で人気の天体。
また、同じおうし座には一等星の中でも見つけやすいアルデバランも存在する。
さらに、このおうし座を御すかっこうの、ぎょしゃ座もわかりやすい星座と言える。目印はすばるから左へ動いた先にあるひときわ明る星であるカペラ。
このカペラは冬のダイヤモンドを形成する星の一つで上の写真でももっとも明るい星となる。
少し北の方向(左)へカメラを向けると、そこにはアルファベットのWやMに形容されるカシオペヤ座が天の川に沿うように輝き、その上にはアンドロメダ銀河も良く見える。
カシオペヤ座やアンドロメダ銀河に関してのお話はまたいずれ。。。