12月23日(水)…
2020年12月23日 水曜日の星空指数(夕陽の丘公園にて)
★★★★☆:星4つ(星空の観測に適した状態)
12月23日、白樺高原では雲の少ない夜空が広がり夕陽の丘公園からは西側に開けた視界に星が輝いていた。
21日に超接近をした木星と土星の光も少しずつ、ずれてきている。また、手前にはビーナスラインが走る車山高原などがあり、高原リゾートらしい絶景を創り出している。
また、東側に目を向けると、目の前に蓼科山がそびえ、その上空に昇ってきたおうし座がよく見える。
おうし座は黄道12星座のひとつとなっている星座で、ギリシャ神話に登場する神:ゼウスが美しいエウロパに近づく際に姿を変えた白い牛を表しているとも言われています。
実はその他にもギリシャ神話にはおうし座に関するお話があります。
こちらも神:ゼウスに関わるのですが、ゼウスの妻であるヘーラの神殿に仕える美しい女性イオにまつわるお話。
イオはその美しさからゼウスに愛されるのですが、これに気づいたゼウスの妻ヘーラによって牛の姿へと変えられてしまうお話。この物語にはイオの父やゼウス、ヘルメスがあの手この手をつかい助け出されるのですが、このときの牛の姿がおうし座になったとも言われています。
夜、星空を見上げるとギリシャ神話にまつわる多くの星座が広がっているのです。