![2020年12月29日、信州たてしな 白樺高原の蓼科第二牧場から北西方向、夜の星空風景](https://star.tateshina-info.jp/wp-content/uploads/2020/12/122901-min-730x350.jpg)
12月29日(火)…
2020年12月29日 火曜日の星空指数(蓼科第二牧場にて)
★★★☆☆:星3つ(星空の観測が可能な状態)
![2020年12月29日、信州たてしな 白樺高原の蓼科第二牧場から北西方向、夜の星空風景。白樺林に沈みゆくはくちょう座](https://star.tateshina-info.jp/wp-content/uploads/2020/12/122901-min-1024x683.jpg)
12月29日、年末もさしせまったこの日、白樺高原には薄い雲が多くあるものの星空の観測には向いた天候となった。
はくちょう座に関するおはなし
はくちょう座は夏の大三角形のひとつであるデネブがあるのでとても見つけやすい星座の一つです。また、はくちょう座のくちばしにあたる部分にはアルビレオと言う二重星(見た目は一つの星に見えるが実際は重なった2つの星)があり、肉眼では解りづらいがカメラで写しても2つの星がはっきりと識別できる天体としてよく知られている。
ちなみに、はくちょう座にはギリシャ神話にも、いくつかの関連する話がある。
例えばゼウスが白鳥の姿に変身したというもの。これには3つの話があり逃げようとした女神メネシスを追うため、というものやメネシスを油断させるために変身した、また、スパルタ王の妃に恋したゼウスが白鳥の姿で接近するなどのはなしもある。
![2020年12月29日、信州たてしな 白樺高原の蓼科第二牧場から北の頭上、夜の星空風景。薄い雲の向こうのカシオペア座](https://star.tateshina-info.jp/wp-content/uploads/2020/12/122902-min-1024x683.jpg)
また、ほかにもゼウスの怒りに触れたパエトーンを探す友人キュクノスをアポロンが天に上げたと言う話もあります。
単に星を見るだけではなくいろいろなことを知って星空を眺めるとなかなか楽しいとは思いませんか?